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タルクイニア      Abbazia di San Galgano

Siena県 S.Galgano


サンガルガーノ修道院内部  
シエナから南西に約40kmほど行った山の中に
  その外観がとても印象的な古い建築物があります。

  今は屋根もなく廃墟となっているこの建物は
  元シトー派の修道院です。
  12世紀後半に建てられた後、約100年修道院として栄えますが
  時代の流れで次第に衰退し、最終的には
  鉛の使われた屋根を売り払うまでとなり
  17世紀後半現在のような形で放置されるに至りました。
  
  11世紀末フランスで設立されたシトー派の修道会は
  「清貧・貞潔・服従」がモットー。
  そのことから祈り、生活の場である修道院は
                俗世界からは遠く離れたこの場所に創設され
                建築様式もゴシック様式ですが、華美な装飾はなくシンプル。
                内部は壁が多く、瞑想の場としてもふさわしい場所であったとか。

奇跡の岩が納められた教会
この修道院跡地から歩いて数分
小高い丘の上に教会が建っています。
聖人ガルガーノが神と共に生きた証の聖なる場所に
彼の亡くなったのち1182〜から1185年の間に建てられた教会です。

聖人ガルガーノは、この近くの村で裕福な家庭に生まれ
気ままな生活を送っていましたが
ある時神に仕える決意をし隠者のような生活を始めます。

家族や元騎士であった彼の友人らは
そんな彼を心配し連れ戻そうとしますが
彼の意思はとても固く、そのようなことを心配する人々に
鉄のような意志を見せるため剣を岩に突き立てます。
すると、なんと硬い岩が剣を飲み込むという奇跡が起こりました。

剣の突き立てられた奇跡の岩は、800年をへた今もその場所に存在し
この教会内で実際に見ることが出来ます。
そしてこの奇跡の証拠が実際に存在することから
この話が逸話ではないということを物語っていると言われています。

サンガルガーノ全景
  この屋根のない修道院は、タルコフスキ−監督の映画
  「ノスタルジア」にも登場します。


  そして春から夏、周囲にポピーやひまわりの花が咲き乱れる
  景色は素晴らしいもので、特に修道院に興味のない方でも
  この景色は見る価値が十分にあります。





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