主催者、代表、オーナー　
MASSIMO　MARIANI (マッシモ　マリアーニ)

　私の家族が所有するオリーブ園は８ヘクタール、1４６０本のオリーブの木が生育しています。
　義理の父が心を込めて手入れしていたオリーブの木々は、彼が亡くなると同時に誰からも手入されせずに放置されていました。それを立て直そうと３年前に立ち上がり、徐々に手入れに取り掛かりました。現在ではほとんどの木がきれいに手入れされ収穫されています。収穫すると同時にすぐに完売するほど、地元では人気の高いオリーブオイルです。多くのオリーブ生産者とも交友があり、皆で力を合わせて、このトスカーナの地で他に放棄されたオリーブ園を立て直しています。私自身もオリーブには詳しく、それぞれの異なる品種に対しての異なる剪定方法、ケアの仕方に精通しています。
　私の妻は日本人で、トスカーナで日本人向けツアーを提供していました。さらに日本の某有名テレビ番組では、トスカーナを舞台にした例えばオルチャ渓谷（VAL D’ORCIA）の世界遺産のドキュメンタリー番組制作にも携わっていました。一緒にこのオリーブの木再生救出プロジェクトを進めようとしていたのですが、残念ながら数年前に病気で亡くなってしまいました。私と私の妻の夢でもあるこの「オリーブの木救出プロジェクト」を私一人でも実行したく、3年前に開始することを決断し、現在に至ります。今では多くのオリーブ生産者に支えられて、順調に進めることができて、とても嬉しく思っております。これからも、この調子で、更にこのプロジェクトを拡大すべく、活動を続けていきたいと思っています。

協力賛同者　PAOLA MARIANI  (マッシモの妹、マッシモオリーブガーデン共同オーナー）

　　　　　　FRANCO（モンテプルチアーノ市の森林保護警察長）　

　　　　　　玉置　明美（イタリア在住トスカーナ某ワイナリー勤務。翻訳、修正）

　　　　　　平山　萌（東京在住）